Interview with the management経営者インタビュー

地域のつながりを大切に~(株)はさま会館~

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宮城

2021.07.01

社会貢献/自己実現

地域のつながりを大切に~(株)はさま会館~

本日は宮城県栗原市にて法事会館を経営する株式会社はさま会館の川嶋様にお話をお伺いしました。30歳というタイミングでの事業承継、その後お客様に寄り添ったサービスの提供を続ける中、2020年新型コロナウィルスにより事業自体に大きなシフトチェンジを迫られました。

地域密着で経営を続ける料理店の目指す姿とはーーー

ー川嶋様は、現在何代目の社長になりますでしょうか?

私は4代目になりますね。弊社は株式会社化したのが平成7年ですが、創業は大正13年なので、もうすぐ100年を迎えます。割烹料理店としてスタートし、道の拡張など店舗移転のきっかけもありながら、結婚式場もはじめました。

現在は小さなパーティをすることはありますが、結婚式場としてはそんなに稼働はしていません。その後は法事の需要が多くなってきたことから、宴会や仕出しを本格的にスタートしお客様を増やしていきました。

ー会社に入社されたのはいつですか?

22歳で入社しました。調理学校に行き、飲食店で修業をしていましたが、当時経営をしていたバーでの店長をやることになり急遽戻ることになりました。4年ほどその店長を続けた後、28歳の頃にはさま会館に戻ってきました。

私が社長となったのは30歳でしたので、会館に戻ってから2年後のことでした。

ーかなり早い社長交代ですが、難しさはありましたか?

当時は勝手な社長業のイメージがあったんですよね。社長はいわば指揮者のような感じ。机に座って、廻りに指示を出し、全体を動かす、そんなイメージ通りの社長を1ヶ月ほどやってみましたが、ダメでしたね笑

結局、大事なことは現場にありますし、また弊社のような少人数の会社では、自らが動かないといけないことも山ほどあります。机に座っているだけでは何もできませんでした。

ー経営者となってからの変化はありましたか?

周りの意見に耳を傾けるようになったと思います。それまでの自分というのは、自分が興味があるものだけに取り組んできました。

こんな話があります。お店で流れていたテレビで県別対抗駅伝がやっていました。普通は宮城県のチームを当然応援しますよね。ですが、私は全然興味がなかった笑。皆が応援している中で、そんな態度が出てしまうんです。当然盛り上がらないですよね。

これはコミュニケーションの例ではありますが、このようなことが何か新しいことを始めるような時にも起こっていました。自分が良ければいいと。

それでは流石に誰もついてきてくれないと気付いたのが一番大きな変化だったかと思います。それに気づいてからは、何かやるにしてもスタッフやお客様の声にも耳を傾けた上で動くようにしています。

ー社長としてどんなことを大切にしてこられましたか?

「お客様の困りごとにお手伝いする」という考え方を大事にしています。私達の仕事はお客様にお弁当や料理を買っていただきながらも感謝されることが多くあります。ですが、コンビニでお弁当を買う時に感謝の言葉を伝える人は少ないですよね。でも我々は頂けているんです。つまり、そこに価値があるし、価値を提供しないといけません。

それがお困りごとをお手伝いすることだと考えています。例えば法事料理一つとっても、お客様にはたくさんのお困りごとがあります。葬儀はお寺でやるのか、葬儀会館でやるのか、また納骨をするのかしないのか、それによりお食事する場所は変わります。それがお天気の状況によって急遽変化することもありますし、また予想外のことも発生するのがお葬式です。それらに全て細かく対応してこそ、私達の価値の部分だと考えています。

ー2020年以降の会社はどのような変化がありましたか?

全く別の会社になりましたね。コロナになる前というのは、ご予約の7割以上のお客様が会場で飲食をしていただきました。それがコロナ以降は会場を使っての飲食を伴う会食がほとんどなくなり、仕出し・テイクアウトが10割近くとなっています。大人数で集まることが難しいので当たり前ですね。

ーそういった中で、今後はどのようなことを考えていますでしょうか?

コロナで大きく変わってきてしまったのは正直なところです。テイクアウト主体に変わっていくのだとしたら、中身を変えたり、運びやすさ、持っていきやすさなども変えていかないいといけません。

ただ、お弁当であっても、法事料理の形であっても、お客様をイメージしながらオリジナリティを大切にしていくことだけは変わりません。この地域は観光業が主体産業ではないので、観光客からの売上というのは微々たるものです。

お客様のほとんどがリピーターです。ですから同じようなお料理を何度もお出しすると飽きられてしまう。地域の方とより強く繋がろうと思えば、お客様のシチュエーションを理解し、より最適なお料理を提供することが何よりも大切なことになります。

提供する商品の形は変わっていくかもしれませんが、地域の方向けの商売であることは変わらないので、このつながりはこれからも変わらず重視していきたいと思っています。

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