Interview with Emplpyees従業員インタビュー
熊本
2022.03.03
仲間
肥後葬祭との出会いは、アルバイトスタッフとして関わったのがキッカケでした。
当時、私は農業に従事していて、新しい事業を起こしたいと考えている最中で、次に活かせそうなスキルや知識を身につけたかったんです。 しかし仕事をこなしていくうちに気が付けば、どうやったらご遺族にご満足いただけるお別れを提供できるだろう? 考えるようになっていました。「このまま残るのも悪くないかな」と正社員に志願。まさか20年以上、勤続することになるとは思いもよりませんでしたね。
お客さまにご対応する際、最優先に考えているのは、いかに故人様とゆっくり最期のお別れの時間をつくれるか? です。日程を調整し、お別れのお時間を長く設けられたお客さまに「工夫してくれてありがとう」と言ってもらえたときは、嬉しかったですね。なかには「境さん、ありがとう」と名前でお礼をいってくださる方や、何かあった際、携帯にご連絡をくださる方もいて、信頼してくださっているんだなと嬉しさを感じます。
ただ式のスムーズな進行にばかり意識を向けすぎると、どうしてもお客様のご説明が速くなってしまいがちです。過去には「こんなこと説明されてないよ」と、お客様から感情的な言葉をいただいてしまったミスがありました。私は伝えたつもりになっていたのですが、早口すぎてお客様には伝わっておらず、ご理解も得られていなかったんです。それからはコミュニケーションの大切さを意識するようになりましたね。
式場に来られるお客様はご年配の方が多いため、ゆっくりと話したり、理解しやすい言葉を使ったり、焦ってしまいそうなポイントではなるべく事前にお伝えしたりするなど工夫しています。アルバイトを始めたころはご年配の方々が話す内容についていけず、先輩から「新聞を読め」とアドバイスをいただいたこともありました。長年続けていた甲斐あって、今ではネットニュースの中からでもすぐに、会話になりそうなトピックを見つけられます。
最近では若いスタッフのアイデアに驚かされる場面が多くなってきました。若さからくる柔軟性が、ご遺族への想いと組み合わさって、私では思いつかないようなアイデアが生まれるのでしょう。 先輩も後輩も関係なく、ご遺族を思いやる気持ち。それはアルバイトを始めた20年以上前から感じている、肥後葬祭ならではの魅力だと思っています。
いつかはお客さまから「何かあったらあそこに頼むぞ」や「あの人が居るから連絡しよう」と思ってもらえる、信頼ある存在になっていきたいですね。 そのためにはご遺族の方に対し、しっかりとコミュニケーションを交わしていく行為が大切になってくると思います。長く業界にいても不安になってしまう、ご遺族とのコミュニケーション。相手の気持ちを思いやり汲み取る、といった想いを忘れずに、目標に向かって頑張っていきたいですね。
株式会社肥後葬祭 境 邦良
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