Interview with Emplpyees従業員インタビュー
新潟
2023.03.16
社会貢献/自己実現
普段はお線香や墓石の販売をする仏具店に立ち、時々チラシの構成を作る仕事をしています。
娘が大学進学を視野に入れるようになり、安定した職に就こうと思ったことが会津屋に出会ったきっかけでした。
面接では日常の生活の様子を、たくさん聞いてくれました。入社の決め手になった社長の言葉は「自分たちの生活あっての会社。生活を充実させて下さい」と言ってくれたこと。
一番最初に、仏壇を買ってくれたお客様とのやりとりが、今でも印象に残っています。
奥様を亡くされた、旦那様がご来店。小さい仏壇でいいから、お参りできるものを検討したいというご要望でした。当初は、その日のうちに決めるつもりはなく、下見を目的に訪れてくださったそうです。
「どんな風にお参りをされたいのですか?」とお伺いすると、旦那様のご希望は、いつでも奥様の側にいられること。
襖のある部屋に置くと、日常使いする部屋でない場合は、朝と晩しか手を合わせることがないですよね。いつでも奥様が側にいられるように、リビングに置ける上置きタイプのものをご提案しました。
いくつか仏具も飾らせていただき、可愛らしい仏壇をご提案すると、旦那様が「これがいい」とその日にご購入を決めてくれました。
言葉数は多くない旦那様ですが、「これがいい」と言ってくれた言葉と表情に、全てが濃縮されたようなご様子でした。
私は様々な人と接することが好きですので、日常の他愛もない会話を交わしながら、お客様に寄り添える瞬間をやりがいに感じます。
会津屋では、葬儀部と仏壇部が分かれていますが、お客様対応の入り口はこのお店一つで統一されています。仏具の購入に訪れた方もいれば、お葬儀のご相談に来られたお客様もいらっしゃいます。
どんな目的でお客様がご来訪し、どんなことに今困っているのか、ご様子をお伺いすることから始まります。
真摯にお客様にご対応し、お話を聞かないと「どうなっているのだろう、分からないのかな」と不信感に繋がります。
安心して会津屋と繋がっていただけますように、お客様をお待たせすることなく、分からないことが残らないように丁寧にご対応することを大事にしています。お客様のことを理解するために、社内での情報交換にスタッフ一同感度を高く持っています。
社長はよく「物売りになるな」と言います。心の部分を、大事にできる人間でいたいと思います。
どんなに小さなものでも、形として表現できるものをお求めいただく、お客様のお力になりたい。会津屋がお客様にとって、心のよりどころとなれますよう、これからもたくさんの方と関われたらと思います。
株式会社会津屋 藤原 恵美
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