Interview with Emplpyees従業員インタビュー

一つでも多くの心に残る思い出ができるように

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熊本

2022.03.03

仲間

一つでも多くの心に残る思い出ができるように

はじめてお客さまの式を担当させていただいたときのことです。

とても緊張していたのですが、故人様を病院からホールに迎え入れる際、看護師さんがこれでやっとご自宅に帰れますね」と声をかけているのをお聞きしたので、少し回り道してご自宅の前を通り、ホールへ向かいました。そのことを伝えるとお客様はとても喜んでくださったんです。

また打ち合わせを重ねていくなかで、故人様はお酒とお魚が好きだったことがわかり、ご出身であった鹿児島県のお魚を使ったお刺身をご用意しました。お酒は普段、嗜まれていた銘柄をご自宅から持参していただきました。こちらもご家族はとても喜んでくださって、式が終わった際には「ありがとうございました」と何度も繰り返し、お礼を伝えてくださりました。

こんなにお礼の言葉をいただけるとは思っておらず、とても嬉しく感じましたね。先輩がしっかりと私のサポートをしてくださったので、余裕をもってお客様と向き合い、サプライズを行えたのだと思います。

私は前職で旅館のスタッフをしていました。130年の歴史を持つ地域でも有数の旅館でしたが、事情があり廃業。なにか接客業の経験を活かせるお仕事は無いかと探しているうちに、葬儀業、そして肥後葬祭と出会ったんです。

葬儀のお仕事は、お電話でご相談を受けてから式が終わるまでの期間に一貫して関わることができ、お客様と故人様の最期の思い出づくりをサポートできます。 かつて私が旅館のスタッフを選んだ理由も、ご予約のお電話から解散まで、一括してサポートできる点に魅力を感じたからであり、葬儀のお仕事もやりがいを感じられるのではないか?と感じたんです。

そうして肥後葬祭に入社させていただきました。 葬儀のお仕事では、お客様が何を考えられているのかを常に予測して動く、前職の経験がとても役に立っています。特に前職でお客様をお迎えする際にお伝えしていた「一つでもたくさんの良い思い出ができるように、お手伝いさせていただきますので、スタッフ一同よろしくお願いいたします」という挨拶は、いまでも自身の行動指針として染みついています。

ただ前職の経験が活かせるといっても、最初からすべてがうまくいくわけではありません。葬儀業特有の確認事項を意識するあまり早口になってしまったり、式の写真撮影のタイミングを伺いすぎてしまうなど、様々なことを焦ってしまうという課題があります。 旅館時代の経験を思い出し、なんとか葬儀のお仕事に慣れてお客様への対応の質を上げていきたいと思っています。

また葬儀についての知識を学び、お客さまへのお伝えする提案の引き出しも増やしていきたいですね。 経験を積んで、いつかは先輩のようにお客様から頼もしく思っていただけるようなスタッフになれたらと思います。

株式会社肥後葬祭 西本 博喜

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