Interview with the management経営者インタビュー

葬儀屋という天職 生涯現役でチャレンジをし続ける精神 〜株式会社モアライフ〜

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東京

2022.06.13

社会貢献/自己実現

葬儀屋という天職 生涯現役でチャレンジをし続ける精神 〜株式会社モアライフ〜

東京都葛飾区で活動している、株式会社モアライフ。会長を務められてる石井克昌様は、株式会社セレモニーユニオンという別の葬儀社の会長も務められています。じつはそのセレモニーユニオン、在りし日の石井様が最初に設立された会社なのです。しかし事情があり手放すことに。その後、紆余曲折を経て、株式会社モアライフを立ち上げられました

ご自身でも「波乱万丈でやっています笑」と語るほど、人生の荒波に揉まれてきた石井様のこれまで。どんな厳しい状況でも石井様を支えとなったのは、葬儀への想いとある目標への熱意でした。

「まだまだこれから。やってやりますよ!」と話す、石井様の源泉に迫ります。

―――まずは創業の経緯についてお聞きしてもよろしいでしょうか?

モアライフの創業は昭和62年のことです。それまでには、いろいろな出来事がありました。

もともと私の実家は石井仏具製作所という名称で、お位牌やお仏壇といった仏具の製作を行なっていました。兄たちと同じく、私も中学を卒業したのち、すぐに家の仕事を手伝うようになります。当時、中学卒業後の進路は就職と進学が半々くらいで、私のような進路も珍しくはなかったんですよね。

働き始めて10年ほど経った頃でしょうか、石井仏具製作所は、事務所であった住居の玄関先を壊し、販売スペースを製作。仏具の石井として小売業を始め、私がその部門を担当させてもらえることになりました。

まず行なったのは亡くなった方のお宅を訪ね、営業を行うことでした。役所の基準も現代と違ったので、死亡届が出された方のお名前と住所が提示されていたんですよね。そうして何百人もの、お悲しみのあった方のお宅に足を運んでいくうちに「そういった方々の心にもっと寄り添いたい」という気持ちが芽生え、次第に葬儀屋になりたいと思うようになっていきました。

30歳になる頃には家の販売事業が軌道に乗り始めたこともあり、葬祭業界に足を踏み入れることを決意。家族を説得し、知り合いを伝って、大阪のセレモニーユニオンという会社へ修行に行かせていただきました。大阪のセレモニーユニオンで2〜3年修行したのち、帰京。当時の社長さんのご厚意で名称をそのまま使わせていただけることとなり、最初の葬儀社・セレモニーユニオンを立ち上げました。

やがて、仏具の石井の調子が悪化したためセレモニーユニオンへ吸収合併。そして事情があり、私はセレモニーユニオンを退社しました。

その後もさまざまなビジネスに挑戦しながらも失敗し「もう一度葬儀に関わりたい」と昭和62年にモアライフを立ち上げたんです。

―――まさに仏具の販売における経験が、石井様の原体験になっていらっしゃるのですね。

はい、今では「私は葬儀屋になるために生まれてきたのだ」とまで思えるほどの、強い想いを抱いています。セレモニーユニオンを立ち上げてから何十年も経っていますが、今では回り回って、モアライフと一緒に私が経営を行なっています。

長い時間がかかってしまいましたが、葬儀こそが私の天職なんでしょうね。

―――ありがとうございます。1社目としてセレモニーユニオンを立ち上げられた際は、どのくらいで軌道に乗って行かれたのでしょう?

そうですね……、初年度は20〜30件の式をさせていただきましたね。というのも地域の方々からはすでに、仏具の石井として名前を知っていただいていましたし、町内会でもご挨拶をさせていただく機会があったんです。

また、修行先のセレモニーユニオンが病院に多く入っていたので、それに習い、近隣の病院にも飛び込みで営業にいきました。もちろん最初はどこも断られてしまいます。しかし何度も通い詰めることで「よく来るね、じゃあ一回お願いしようかな」と、ご依頼をいただけるようになり、初年度から十数社の病院と関係性を築けました。

当時は現代と比べお葬式にかける費用が高かったので、その分利益もあがり、破竹の勢いで成長していきましたね。仏具の石井を吸収できたのもその影響です。

―――再スタートとなったモアライフではどういった営業をされていったのでしょうか?

モアライフのときは、セレモニーユニオン時代にお付き合いのあったお寺さんに挨拶に行き、そこからご依頼をいただくケースが多かったですね。

また2000年ごろになるとインターネットが黎明期に突入。「業界に革新を起こすような、圧倒的な技術が普及した」と直感し、ネットで式を注文できるシステムを積極的に開発・導入していきました。一時は上場目前まで売上を伸ばすことに成功したのですが、資金不足でその夢は叶わずでした。

またこれからの時代は、葬儀の前段階である終活が求められるようになると考えており、近年は終活を支援するためのNPO法人・グリーフケア支援協会を立ち上げました。

―――そうだったのですね。今後はどういった展開をされていくのでしょうか?

私は兼ねてから、立ち上げた事業を企業化したい!といった大きな目標を持っています。これまで何度もそういったチャンスに巡り合いましたが、その度に失敗し、諦めずに何度も挑戦しています。

現在は76歳。

振り返ってみると、まさに波乱万丈の人生でしたが、これからも上場を目指し、生涯現役でチャレンジをしていきたいですね。

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