Interview with Emplpyees従業員インタビュー
兵庫
2021.07.15
社会貢献/自己実現
入社してから既に7年の月日が経つのですが、元々花浄院での仕事はやりたくて始めたわけではなかったんです。
父が50歳になったことを節目に自営業していた花屋をたたむことになり、次の仕事としてお世話になるのがお得意先だった北神社だったんです。その転機に、父から「お前も来るか?」と誘いを受けました。
高校を中退してからは大工などの現場仕事をこなし、20代になってからはパチンコのアルバイト。北神社入社の直前は、仕事をしていない状態でした。漠然と「そろそろ働かないとな」と思っていた時期と重なり、特にやりたいことも最初はなく入社することになりました。
入社してしばらくは生花一本でずっとやってきましたが、新しいことにチャレンジしたいという思いから、「葬式をやってみたい!」という意向を社長に伝えました。社長は自分の意向を買ってくれて、新店舗のお葬式を任せてもらえるようになりました。
葬儀を担当させていただいた方で、故人さんが九州出身の方がいました。 地元が大変お好きだったそうで、ワンポイントで祭壇に九州のシンボルとなるマークを入れたいというご要望をいただきました。打ち合わせに始まり、マークの製作、その後のフォローまで全てお手伝いさせていただきました。
ご自宅にご挨拶にお伺いした際に、大変感動して下さったことを伝えていただきました。 最初から最後まで自分で担当させていただき、生花と葬儀の両方をやる自分だからこそできたお葬式。
これまでの自分は、人間関係が悪くなるたびに仕事をやめてきました。花浄院はみんなの個性を尊重し合い、成長するためにチャレンジさせてくれることを大事にしています。良い所を受け入れ合う、人間関係の良さがここにあるのは自分が仕事を続けられている要因かもしれません。
入社前に初めて社長に会った時、軽い意識で面接に訪れた自分の容姿は茶髪で、不愛想な態度をとっていたかもしれません。話の流れの中で、ふと自分が笑った瞬間があったそうなんです。その笑顔を見て、社長は採用を決めてくれたと聞きました。 あの時間に笑顔が無ければ、おもしろく働けている今が無かったかもしれません。
自分にしかできない仕事に誇りを持ちながら、会社に必要とされる人間であり続けたいです。 これまで皆さんから受け取ってきたものを還元していきながら、部署の垣根を超えて花浄院というチームとしてフォローし合える会社になればいいですね。
株式会社北神社 大塚勇輝
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