Interview with Emplpyees従業員インタビュー

「寄り添う」ことの意味

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長野

2021.06.30

仲間

「寄り添う」ことの意味

佐久で生まれ育ち、高校を卒業して東京へ。アパレルショップの店長として長く勤めた後、佐久に戻ってきました。家の近くでもあったことやご縁もあり、みつわに入社し、今の私があります。お客様対応という意味では、今の仕事もアパレルショップでの経験も同じです。

ただ、常に笑顔でお客様に接し、そしてお客様にも笑顔になってもらうアパレルでの接客と、悲しみからスタートし、不安な気持ちを取り除き、少しでも安心を提供する葬儀社での接客は大きく違うものだと日々実感します。

ご家族に寄り添うこと

これが本当に大切なことだと感じています。ただ、これも言葉にするのは簡単だけど、実践するのは本当に難しいことです。それは自分自身が葬家として経験したお葬式を経て、なお強く思うようになったことでもあります。

みつわに入社して約1年が経とうとした頃でした。祖母の葬儀をみつわで執り行うことになったとき。葬儀社で働いていたこともあるので、私は父の隣で準備のサポートをしました。いつもは葬儀社側に立ち、席順決めや注文物の確認を行う側でした。滞りなく進めるために締め切り時間を決めて喪主様にお願いをすることもありました。いざ、自分が喪主側に立ってみた時に、まったくそんな時間では終わらすことができませんでした。忙しさももちろんあります。多くの方が自宅に訪れ、その対応に追われたり、各方面に連絡したりと。

ただそれ以上に、そこに向き合うということ自体がそんなに簡単なことではなかったのです。大きかったのは気持ちの部分。

「お疲れのところ・・・」

サポートする側は簡単にこの言葉を口にしてしまうのですが、喪主様の「疲れ」は簡単な言葉で済ますことのできないものなのだなとこの時に気づきましたその経験以降、相手のことをもっと配慮できるようになったと思います。本当の意味でご家族に寄り添ったサポートを。締切を伝えるのではなく、自分が早く準備する、説明が必要なものをお伝えするタイミング、相手の気持ちを踏まえた言葉の使い方。

細かい所への気遣える力をもっともっと高めていきたいです。

株式会社みつわ 内藤 真由美

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