Interview with Emplpyees従業員インタビュー

一枚の手紙

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神奈川

2021.07.04

社会貢献/自己実現

一枚の手紙

お迎えからお見送りまで、葬儀の全てを担当しています。2021年4月から役割が変わり、主任としての仕事がスタートしました。

この仕事に就く前は、フレンチレストランでホールとして働いていました。 ソムリエに憧れ、好きな料理に囲まれる環境で仕事ができることは楽しかったです。何十人もいるスタッフをまとめて、料理を作り、お客様に配膳する。好きな仲間と、レストランを作り上げる仕事はやりがいで。

転職を考え始めた動機は、体力的にも持続的に働けて、これからの時代でも無くならない仕事をしたいと思ったから。人と喋ることが好きだったので、これまでの経験を活かせる仕事を探していた時に、出会ったのがセントラルホールでした。

人との関わりを大事にし、ちょっとした心遣いを決して忘れることがない会社だということは、入社してすぐに分かりました。 社長に相談しても、「お客様のためになるならもちろんやっていいよ」といつも後押ししてくれますし、ご依頼がなくても49日になったらこちらからお客様にお花を届けたり。お葬式を挙げたら終わりではなく、お客様とずっと繋がるご縁を大事にするからこそ、この会社は何十年も続いているのだと思います。

印象に残っているお葬式があります。

すごく仲の良いご家族の、お父様が亡くなられました。ご挨拶用の例文をお渡ししたのですが、その息子さんは全てご自身でメッセージを考え、お葬式の最後に手紙を読み上げてくれました。お父さんがしてくれたこと、大学をだしてくれたこと。様々な思いを手紙にしたため、心からの感謝を言葉にされました。

私は父が好きではありませんでした。息子さんの読んだ手紙を聞いて、「なんて私は冷たい娘だったんだ」と後悔の念が湧いてきて、涙になって感情が溢れました。 終始和やかで、とてもいい式だったと思います。葬儀後のアンケートに、息子さんが「とてもいい式でした。小山田さんが感動してくれたのを見て、嬉しかったです」と書いてくれました。

葬儀は、いつ自分の身に起こるのか分からないもの。初めての葬儀は不安が多く、何をしたらいいのか分からない方もたくさんいらっしゃると思います。 お客様の声に耳を傾け、ゆっくり丁寧に説明することで、分かってもらえる瞬間に立ち会えるのはこの仕事のやりがいです。ホッと安心される表情のために、何度でも聞かれたことに対して答えていきたい。

当社はスタッフ仲が良く、年齢の垣根を超えていつも和やかに仕事をしています。誰かが無理をすることはなく、みんなで協力することを大事にしながら仕事を進める雰囲気を感じます。 「おはよう!」と言って、毎朝出勤が始まるのが楽しみなんです。

まだまだ私は未熟で、覚えるべきこともたくさんありますが、自分の中に経験や知識を常に取り入れ、お客様から何を聞かれても答えられる、頼りになる存在になっていきます。

セントラルホール横浜葬儀社 小山田さちえ

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