Interview with Emplpyees従業員インタビュー
神奈川
2021.07.04
社会貢献/自己実現
普段は葬儀の現場に従事しながら、自社で持つ2つの式場の全体管理をしています。
20代前半で父を亡くし、葬儀の仕事に興味を持ちました。式での葬儀屋さんの動き、話し方から気持ちが込められているのが伝わってきて、人への接し方の丁寧さが心に響きました。
27~28歳で転職を検討した際、友人の勧めもあり、初めて葬儀の業界に飛び込むことに。
セントラルホールは一人担当制を採用していて、搬送から最後のお別れまで担当する。責任を持ってお見送りができる仕事を通じて、人間として成長ができる環境に魅力を感じ、入社を決めました。
私が葬儀の仕事をする上で心がけているのは、人生に一度の葬儀をミスなく、無難に終えること。 色んな気持ちが故人様に対して湧きますし、良くしてあげたい気持ちもあります。感情移入し過ぎて、冷静な判断ができなくなって、大切なお葬式を台無しにしたくない。
ご遺族の気持ちは、どれだけ寄り添っても、全てを理解するのは不可能だと思っていますので、一歩引いた立場として無事に葬式をお手伝いすることを大切にしています。
あるお葬式のこと。喪主を務められた80代の奥様から、「良い葬儀にしてくれてありがとうございます。私の時は、ぜひ髙橋さんにお願いしたいです。息子と娘に、必ず伝えておきますね」と声をかけていただきました。
直接「髙橋さんにお願いしてよかった」と言葉をかけていただけることが、この仕事の一番の喜びです。
私はまだ独身なのですが、人の死と毎日向き合う仕事をするようになって、家族観が変化しました。
一歩引いたスタンスでお客様と関わる姿勢を大事にしているものの、亡くなった時に悲しんでくれて、看取ってもらえる家族がいることには意味があると思うんです。家族は仲が良い方がいいと思いますし、私にもいつか大切にしたい家族ができたらいいなと思うようになりました。
葬儀のプロとして、家族でも直接の遺族での自分がお手伝いに関わることで、入り込みすぎないことを大切にしています。 「すべてを理解することは不可能」という前提に立てることで、ご家族の話をフラットにお聞きできる。全ては一度きりの葬儀をミスなく終えるために、これからもお手伝いができればと思います。
セントラルホール横浜葬儀社 髙橋 秀次
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