Article特集記事
2023.12.17
みなさんこんにちは!つむぎ株式会社の西本です。弊社は組織開発支援などさまざまな分野で、葬儀社様と深くお付き合いをしております。今回は、「葬儀業界のあるある」について取り上げていきます。
どの業界にも存在する「あるあるネタ」は「わかる!」と共感を呼ぶことから、会話のテーマとして使われる場面も多いですよね。まさに今、当記事に辿りついた方は「葬儀社のあるあるネタを知りたい」と考えているはず!
当記事では、葬儀社で働く方の声も含めつつ、葬儀社の「あるあるネタ」を8つ紹介します。働く魅力も一緒に取り上げるので、葬儀社で働くことに関心のある方はもちろん、業界についてなんとなく知りたいと考えている方も必読です!
葬儀社あるある8選!実際に働く方の声も紹介!
いくつか存在する「葬儀社あるある」の中でも、今回は下記の8つを詳しく紹介していきます。
・土日、祝日よりも友引が気になる ・「幽霊見たことある?」と聞かれる ・予測変換で「そう」を打つと「葬」が出てくる ・ドラマなどの葬儀のシーンで宗派を確認する ・泣きたいけど泣けないときがある ・何事も左右対称が気になる ・「黒色」のエスティマやエルグランドの車を見ると、ナンバーを確認する ・お香や線香の匂いが好きになる |
業界について知る入口として、ぜひ参考にしてください!
土日、祝日よりも友引が気になる
業界上、土日や祝日も働くことが多い葬儀社。ただ、それよりも「友引」を気にする方が多いようです。弔事を執り行う日として、基本的に友引は避けたほうがいいと言われています。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・友引を確認し、心が安らぐことがある ・他の人が受注した友引の葬儀依頼があったときに「ちゃんと友引の説明したかな」と心配してしまう |
時には心配されることもあるほど、友引を気にする方は多いようですね。
「幽霊見たことある?」と聞かれる
業界の特性上、「幽霊を見たことがあるか」と聞かれる方もいるようです。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・会館で「ここは幽霊出ますか?」と聞かれることもあります ・むしろ「ついていそう」と敬遠される ・少しの物音にも敏感になり、音が鳴ると幽霊のせいにしてしまう |
一方、以下のような回答もありました。
・幽霊が見えてしまう方は業界に不向き |
幽霊が見える方は仕事に集中するのも難しくなるので、業界で働くのは難しいという意見です。幽霊が見える・見えないは、業界に関係ないといっていいでしょう。
予測変換で「そう」を打つと「葬」が出てくる
従業員同士での連絡をするにあたって、「葬」が含まれている言葉をよく入力することから、「そう」を打つと「葬」が出てくるというあるある。葬儀社さんで働く方からも、以下のような声が聞かれました。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・葬儀、葬家、葬式、葬送などはマストです ・「葬」はほとんど「葬儀」と出てきます |
改めて見ると葬儀だけでなく、葬家や葬送といったように、「葬」が含まれる言葉はたくさんあることがわかりますね!
ドラマなどの葬儀のシーンで宗派を確認する
ドラマの葬儀のシーンでは、位牌に書かれている戒名、読経などで宗派を確認するというあるある。アンケートでは5名全員が「ある」と回答しており、共感性の高いあるあると推測できます!
【葬儀社で働くスタッフの声】
・赤い霊柩車が好きで、祭壇の等級が気になり、お坊さんのお経との整合性が気になる ・思わず焼香の案内をしたくなります! ・イメージですが坊主のお坊さんが木魚を鳴らしてることが多いような… |
ドラマの設定とはいえども、気になるのは避けられないようです。
泣きたいけど泣けないときがある
葬儀社では従業員が泣くことはNGとされています。そのため、プライベートで「泣きたい」と思っても泣けない方がいるとのこと。アンケートでは以下の意見がありました。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・仕事柄泣かないようにしているので、泣きたくても泣けないことが多いです ・感動してもプロは泣かないと決めている |
「泣けない」方がいれば「泣かない」方もいるように、人それぞれで抱く感情も異なっています。
何事も左右対称が気になる
葬儀が執り行われる空間は、祭壇の位置や焼香の机などが左右対称になっていることが基本です。そのため、どんな場面でも左右対称になっているかどうか、つい気にしてしまう方も珍しくないんだとか。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・真ん中の位置があってるか気になります!「センターOK!」とかプライベートでいってしまう ・普段は気になりませんが、仕事のときはスイッチが入っちゃいます |
何かしらの真ん中を見極める能力は、葬儀社で働くと高まるかもしれませんね…!
「黒色」のエスティマやエルグランドの車を見ると、ナンバーを確認する
ご遺体を寝台搬送する際によく利用される車が、黒のエスティマやエルグランド。日頃から黒のエスティマやエルグランドがすれ違うと、やはり気になってしまうとのこと。ちなみにこのあるあるも、アンケート回答者5人全員が「ある」と回答しています。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・遠目からでも、霊柩車や寝台車は認識できる ・ナンバーだけでなく、緑ナンバーのエスティマなどがすれ違うと二度見してしまう |
お香やお線香の匂いが好きになる
「ある」と答えた方は少ないあるあるですが、お香やお線香の匂いが好きになる方も一定数います。
【葬儀社で働くスタッフの声】
・お線香の匂いを嗅ぐとお寺を思い出し落ち着く |
特にお線香は落ち着いた香りの「白檀(びゃくだん)」、木に含まれている樹脂が香りの素である「伽羅(きゃら)」といったように、多数の種類があります。芳香剤を選ぶ際、それらに近いものを選ぶこともあるようです。
葬儀社で働く魅力とは?
葬儀社様とのお付き合いが深い当社では、従業員の方から働くうえでの魅力をたくさんお伺いしてきました。代表的な内容は以下の通りです。
・ご遺族から感謝の言葉をいただける ・資格がなくても働ける ・今後の需要増加が見込まれる業界である |
ご遺族は、大切な方を亡くして精神的にも落ち込んでいるケースが多くあります。そういった状況のご遺族をサポートし、葬儀を執り行うことが葬儀社さんで働くスタッフの役割です。無事に葬儀が終了した後、ご遺族から感謝の言葉をいただけると、大きなやりがいを感じられます。
また、葬儀業界で働く際に必須の資格はありません。「葬祭ディレクター技能審査」や「仏事コーディネーター」といった、取得していると活躍の幅を広げられる資格はありますが、無資格で働ける点も魅力といえるでしょう。
今後ますます少子高齢化が進んでいく状況を鑑みると、葬儀業界は需要の増加が見込まれています。「一つの業界で長期的に働きたい」という方にとって、葬儀社はぴったりかもしれません!
まとめ
今回は葬儀社のあるあるネタや、働く魅力などを紹介しました!
すでに葬儀社で働く方からすると、当記事で紹介した内容に「あるある」と感じることも多かったのではないでしょうか。また、今後働くことになる方は、働き始めてから「あるある」と感じるはず。ぜひ、葬儀社で働くことも検討してみてくださいね!
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